日本人女性の参政率が低い?

日本人女性の参政率が低い?。

タグ: 小松弥生,美術館

発信時間: 2013-02-04 16:53:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

王敏氏(以下敬称略 王)

世界経済フォーラム(WEF)は昨年10月24日に発表した各国の社会進出における男女格差を示す指標「ジャンダー・ギャップ指数」によれば、日本の順位は調査対象135カ国のうち101位で前年より3つ下がり、先進国の中で最低の水準です。原因は女性の政治・経済の参加率が低いと思う。この情況に対して、先生はどうな見方を持っているか?

小松弥生氏(以下敬称略 小松)

確かに参加率が高くないである。政府では、女性国家公務員の採用割合や国の審議会などにおける女性委員の割合について数値目標を設定し、女性が何パーセント以上にしなくていけない。今、男性の人数が少なくなって、女性は総数の4割から6割までの間に占めるほうが理想的だと思う。しかし、この目標を実現したいと、容易ではないことと思う。具体的な例を挙げる。文部科学省関係の審議会で女性がかなり多いが、それでも、委員をさがす時にすごく困るんである。男性はいい方がなかなかいないが、女性でこの委員ができる人、ほんとうに探して探してという感じ。原因はたぶん二つがあると思う。まずは、男性の場合に女性を育てる気がほとんどなく、無意識のうちに、あまり女性に目をかけない。また女性の方は上に行ってしまうと、荷が重いという気持ちがある。たとえば、学校で管理職を募集する時、登用試験があり、試験を受けなければ登用できない。ある時、学校が女性を登用したいと、しかし、女性は試験を受けたくないケースが多く、管理職なりたくない、平でいいという気持ちを持っている。その原因は一方、女性の場合に問題があるが、もう一方は、登用試験を受けたいと思わせるような教育が足りないと思う。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年2月4日

 

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