日本の前首相で日中友好協会名誉顧問である村山富市氏は1日マスメディアに対し、もし(「安倍談話」)が「村山談話」継続の基礎においてより一歩進めるものなら、それは意義があると言えるので、安部首相が「村山談話」継続の路線を変えないことを望んでいると表明した。
アナリストはこのように指摘している。安倍首相は1月28日の施政演説で主に「経済カード」を打ち出しており、憲法の改正、集団的自衛権行使の許可と中日関係などの敏感な問題に触れていないが、その目的は1日も早く政治業績を上げ、政権における「安全運行」実現を求め、参議院選挙に勝利し、ならびに参議院で三分の二以上の議席を占め、「ねじれ国会」の局面を終結させ、その執政の基礎を固めることにある。もし願い通りに参議院選挙を勝ち取ることができれば、彼の一部の問題に対する態度の表明は一層具体化になるだろう。
「新華網日本語」より 2013年2月5日