米国東部標準時2月22日、米国のオバマ大統領と初めての会談を終えた日本の安倍晋三首相は自信にあふれているように見えた。だが、大規模な晩餐会もホワイトハウスのバラ園での歓迎式典も礼砲すらなく、オバマ大統領自ら出迎えることも、大規模な合同記者会見も開かれなかった。こうした些細なことが安倍首相の今回の訪米がさほど高度に重視されておらず、オバマ大統領も安倍首相を重んじることがなかったことを示している。
清華大学中美関係研究センターのシニア研究員である周世倹氏は取材に対し「米国は安倍首相に対して冷えた対応をしただけでなく、ここから日本が米国にとって一般的な国でしかなく親密な盟友ではないことが見て取れる。」と分析する。
大した成果はなく、安倍氏の満足だけ