また週刊ポストは、中国の「海監66」が日本の漁船「第11善幸丸」を約90分間にわたって追い続けたと報道。同漁船の乗組員の話として、当時、中国艦の機関銃が向けられ、いつ発砲されるかと生きた心地がしなかったと伝えた。これについて海洋局は、日本海上保安庁の巡視船は艦砲や機関銃などの大型兵器を装備しており、「国際海上衝突予防法」に反して、中国の釣魚島海域を巡視する海洋監視船を何度も挟み打ちしている。昨年10月3日、海上保安庁の巡視船が「海監50」の船首を強引に横切り、2隻の距離は5メートルまで接近した。ところが日本側は、中国船が日本船にぶつかろうとしたと非難した。昨年12月21日、「海監83」が釣魚島海域を巡航中、海上保安庁の巡視船2隻が中国船の前方に商船が航行しているのをいいことに高速航行で海監83の両側から挟み打ちにしたにもかかわらず、中国船が日本船の前方に迂回して割り込んだと主張した。
海洋局は文章の最後に、デマで事実は隠せないと強調。中国人は平和を愛し、中国政府は対立を平和的に解決すると一貫して主張している。日本のありとあらゆる行為は火遊びに他ならない。中国には「火遊びすれば必ず自らも火傷する」という言葉がある。中国の主権を挑発するいかなる行為もその代償を払うことになる。中国海監は今後も変わることなく国家主権と海洋権益を断固守り、中国の主権と海洋権益を侵犯させない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年3月1日