中国国家海洋局は4日、2013年1月1日、海洋監視船「中国海監51」が中国の釣魚島海域を定例巡回し、新年元旦の初日の出に合わせて国旗掲揚式を行ったことを発表した。
新年初日、釣魚島海域を巡回した海洋監視員たちは中国の方向に向かい、「『中国海監51』の海洋監視隊員一堂はしっかりと職務を全うし、確固として国家の領土を保全し、海洋権益を守ります!」と誓った。
目下の中国海洋監視の実力増強について、中国海洋発展研究センターの郁志栄研究員は取材に答え、「現在すでに、新造監視船13隻、軍艦から海洋監視船に改造した巡視艇11隻が海洋監視に配備され、定期的な巡回の法執行任務に就いている」ことを紹介している。
2013年初の釣魚島海域巡回を行った海洋監視船「中国海監51」、北部湾湾口外海域の中国油田を巡回する「中国海監75」、「中国海監84」は、いずれも新造された監視船である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年1月5日