知られざる公明党 安倍政権を助け難局を打開

知られざる公明党 安倍政権を助け難局を打開。 だが、知る人は少ないが、公明党は戦後日本の政党の中で一貫して中国に対して友好を貫き、戦後中日関係がたびたび大きな局面に差しかかった時には必ず公明党の影があったのである…

タグ: 公明党 池田大作 創価学会 友好 竹入メモ

発信時間: 2013-03-15 11:02:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「竹入メモ」が中日国交回復の礎に

1971年、佐藤栄作がまだ日本の首相だった時、形勢は変わった。佐藤首相は中国政府との連絡を望み、国交回復に向けて動き出そうとしていたが、信頼されていないことから何度も中国から拒絶されていた。この年の6月末、公明党の竹入義勝委員長(当時)を代表とする訪中団が周恩来総理との接見に成功した。この会見で、周総理は公明党の「日中国交正常化実現への方途」の5つの声明をもとに「中日国交回復三原則」を提示した。周総理は「公明党の設立以来、我々はあなたたちの主張に注目してきた。中日関係の発展のために良い提案をしてくれたので、中国にお越しいただいたのです。どのようにして速やかに中日国交を回復するか、正しい意見をお持ちです。」と語り、7月2日、公明党代表団は中日友好協会代表団との共同声明に署名した。

1972年7月、竹入委員長は再度中国を訪問した。周総理から提示された草案を記したものを日本に持ち帰り、首相に新任していた田中角栄と外相だった大平正芳に渡した。これが有名な「竹入メモ」である。まさにこの「竹入メモ」が田中内閣の訪中を促し、この年の9月中日国交正常化に至る礎となったのである。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月15日

     1   2  


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。