しかし、本当に無関係だろうか?日本は真剣に「東アジアの過去の歴史を振り返る」べきではなかろうか?70年前、日本の右翼勢力がアジアを大きな災難に巻き込み、当時の中国では3000万人以上が旧日本軍の銃砲によって死傷した。いまだに日本はあの侵略戦争に対する罪悪感から逃げ隠れしている。歴史を正視し、侵略を認めた「村山談話」に代わる未来志向の「安倍談話」を発表する方針を安倍首相が打ち出し、今度は小野寺防衛相が「内部混乱で周辺を巻き添えにする」と中国を非難。中国政府と国民はこれに対してどういう感情を抱くか?
注目すべきは、小野寺防衛相が15日、「中国の新リーダー体制発足後、中国と対話する機会を持ちたい」と述べたことだ。中日関係は「対話」だけで改善できるものではない。日本側は国連憲章と国連政治文書を遵守し、中日の4つの政治文書の原則を遵守し、「歴史を鑑とし、未来に向かう」べきだ。中国に泥を塗り、日本の防衛力を「虫の脱皮」のごとく次第に自由に飛び、攻撃性を持たせようとしても将来性はない。(復旦大学歴史学部教授、海外網特約評論員 馮瑋)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月20日