日本は外交以外でも力を注いでいる。外務省の2012年版「ODA(政府開発援助)白書」によると、日本はサハラ砂漠から南のアフリカ地域に、約17億3300万ドルを分配した。日本政府は対アフリカODAを毎年約1000億円としていたが、2012年には2000億円に倍増させた。その中には一連の建設プロジェクトの支援が含まれる。
日本はすでに「経済の大国・政治の小国」では満足しきれなくなっており、「政治大国」の欲望が急速に膨張している。日本が経済大国から政治大国へと移る過程において、アフリカの戦略的地位が際立ってきている。対アフリカ外交は、日本が世界政治大国になるための戦略的目標に組み入れられた。日本がいわゆる「正常な国家」になるためには、アフリカから力を得なければならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月3日