中国の新しい指導グループの印象、安倍政権の現状、中日関係の行方などについて、「参考消息」の記者は日本の前衆院議長、前自民党総裁の河野洋平氏をインタビューした。「新華ネット」が伝えた。
河野氏「習近平主席はまじめで安心感のある人」
記者:中国政府の新しい指導グループに対してどのような印象を持っているか。
河野氏:中国は10年ぶりに政権交代を行った。新指導部の誕生を心から祝福する。
私は習近平主席と数回会ったことがあるが、非常に冷静で発言に慎重な、とても風格のある指導者だと思う。また、テレビと新聞で多くの習近平主席に関する情報を知った。副主席を務めていたときに訪米し、米国の庶民の元を訪れ、非常に親しみやすい雰囲気だった。テレビでその状況を見て、習主席は親しみやすく、まじめで安心感のある人だと思った。
李克強総理と単独で会ったことはないが、総理就任後の最初の記者会見を見て、若くて能力があり、元気のある人だと感じた。李総理が習近平主席の構想を各政策に具体的に盛り込むことを期待している。