奥井禮喜:歴史的逆行の改憲論に反対する

奥井禮喜:歴史的逆行の改憲論に反対する。 戦後、警察予備隊設置で再軍備が開始した。仮に新憲法が米国の押し付けだとしたら、その後さらに米国との軍事協力を押し付けられてきているのであって、益々押し付けの深みにはまろうというのが自民党憲法草案である…

タグ: 憲法 第9条 国家主義 改憲

発信時間: 2013-05-03 09:48:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

話題になる第9条の改憲だけではない。自民党が、民主主義を本当に大切にしようとしているのかどうか、国民諸兄には慎重に注視してもらいたい。

戦後、警察予備隊設置で再軍備が開始した。仮に新憲法が米国の押し付けだとしたら、その後さらに米国との軍事協力を押し付けられてきているのであって、益々押し付けの深みにはまろうというのが自民党憲法草案である。

そもそも自民党には15年戦争への反省が見られない。戦争は常に政府の行為として開始する。かの戦争は国民の発意によって開始したものではない。

基本的人権・民主主義・平和主義は切り離せない。しかも国境を超える思想である。国民と国家の安全を軍隊では守られない。国民各位が「私の日本」を意識し、思索し、行動するしか安全は守られないのである。

奥井禮喜氏のプロフィール

 

有限会社ライフビジョン代表取締役

経営労働評論家

日本労働ペンクラブ会員

OnLineJournalライフビジョン発行人

週刊RO通信発行人

ライフビジョン学会顧問  ユニオンアカデミー事務局

1976年 三菱電機労組中執時代に日本初の人生設計セミナー開催。

1982年 独立し、人と組織の元気を開発するライフビジョン理論で、個人の老後問題から余暇、自由時間、政治、社会を論ずる。

1985年 月刊ライフビジョン(現在のOnLineJournalライフビジョン)創刊。

1993年 『連帯する自我』をキーワードにライフビジョン学会を組織。

2002年 大衆運動の理論的拠点としてのユニオンアカデミー旗上げ。

講演、執筆、コンサルテーション、インターネットを使った「メール通信教育」などでオピニオンを展開し、現在に至る。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年5月3日

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