韓国の朴槿恵大統領の招待を受け、5月末から6月上旬にかけて、ウガンダとモザンビークの大統領がそれぞれ韓国を訪問する。その一方で、第5回アフリカ開発会議(TICAD)が、6月1日から3日にかけて横浜市で開催される。報道によると、安倍晋三首相は同会議の開催期間中、訪日中の約40人のアフリカ諸国の首脳と、「マラソン式の会談」を実施する予定だ。日本は同会議の「横浜宣言2013」の綱要で、「アフリカ経済の高度成長をさらに推進するため、民間主導型の成長促進を提唱し、民間企業の対アフリカ投資環境を整える」と提案した。
韓国と日本がこのほど競うようにしてアフリカとの外交・提携を強化していることについて、清華大学現代国際関係研究院の劉江永副院長は、「日韓両国は自国の経済発展・資源エネルギーの需要、さらなる国際関係の開拓、国際的影響力の拡大に向けて、アフリカとの外交を強化する。また日本は国連の常任理事国になるために、アフリカを含む各国の票が必要になる」と指摘した。