日本維新の会共同代表、大阪市長の橋下徹氏は28日午後、6月の訪米計画の中止を発表した。慰安婦問題の発言により、米政府機関と関連する訪問先は、橋下氏の訪問を拒絶する態度を示した。橋下氏は誰からももてなされないという苦境に立たされた。日本新聞網が5月28日に伝えた。
橋下氏は6月に訪米し、大阪市の姉妹都市であるサンフランシスコを訪れ、サンフランシスコ市長らと会談し、10社以上の企業を視察する予定であった。情報によると、華僑のバックを持つサンフランシスコ市長は橋下氏の訪問に歓迎を示さず、会談が実現する可能性は低い。また橋下氏が視察を予定していた10社以上の企業のうち、多くの企業が拒否を示した。これにより橋下氏の訪米が、苦しい立場に置かれることとなった。
報道によると、大阪市議会の自民党議員団は、成果が得られないとして橋下氏に今回の訪米の取り消しを求めた。橋下氏も28日、各連絡・準備作業の最終確認を部下に指示し、今回の訪米の中止を決定した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年5月29日