(写真:南川秀樹日本環境事務次官)
今年4月に訪中し、鎮江を視察した南川秀樹日本環境事務次官は、①環境、資源問題の解決を目指す②環境保全に関する国際秩序形成に貢献するため、両国の日常的な対話を重視する③進展目覚ましい新しいグリーン経済などの分野で、日中双方向の経済、技術交流を行うなど、日本と中国の協力目標を提示した上で、2011年3月の東日本大震災後の人々の意識の変化について触れ、「人と人、地域と地域のつながり、何よりも命の尊さを実感できる社会づくりへの方向性は日中共通である」と力説、「アジアの二国としての協力が世界のプラスとなるように、進めていこう」と呼びかけた。