(写真: パネルディスカッションにて周牧之教授(左)と南川秀樹環境事務次官)
パネルディスカッションの司会を務めた周教授は、「都市づくりにはイマジネーションが必要であり、これに携わる人々がWinWinできるビジネスモデルづくりがカギとなる。ニューシティプロジェクトへの取り組みを通じてアジアの将来をデザインするメカニズムを作り上げたい」と語った。
周教授はさらに、ヨーロッパが過去の歴史を乗り越えEU(ヨーロッパ連合)を誕生させたきっかけが鉄鋼産業の超国家的機構設立にあったことを事例に、「生態文明社会建設をめざした中日協力メカニズムを強化し進展させれば、アジア連合の形成は夢物語ではない」と発言、会場から大きな拍手が沸き起こった。