日本から何を学ぶか-「京都」

日本から何を学ぶか-「京都」。

タグ: 京都 中国 学ぶ

発信時間: 2013-06-15 10:50:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る



 京都の民家では多くの木造住宅が残されている。木造住宅はコンクリートの建築より親しみやすくて愛着が持て、環境にもより調和するように見える。町のあちこちに小さな民家や橋と川、路地、小さな店舗が点在し、芳しい香りと小雨が生活を詩情に満ちたものにしている。路地では和服を着た女性が和傘をさしながら歩く姿も見られ、優雅な和楽の調べが漂い、この町の住民の生活の味わい深さがうかがわれる。京都から東京へ向うと途上に見えるのは綿々と続く水田で、水田の計画も非常に緻密で、道路、畑、山、樹木にいたるまできれいに区分けされ、無駄な土地がない。もし日本から何かを学ぶとしたなら、まず日本人の自然に対する畏敬の態度、土地使用に対する倹約の態度だろう。

 日本の設計士との交流で、彼らは中国の建築物が依然として意志の表現、民族の隆盛という思想を表現するというレベルに留まっていると感想を述べた。現代は環境革命の時代に入っており、自然との共生という問題に直面している。日本人は省エネ・環境保護やエネルギー使用の低減、自然と建築との結合といった問題解決を第一に位置づけている。中国もまさにどのように節約型社会を構築するかという問題に直面している。日本に学び、理性に立ち戻ることを検討するに値する時分だろう。大洋網が伝えた。(編集YH)

 「人民網日本語版」2013年6月15日

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