より重要なことに、日本の現在の政治混乱は、すべて内生的・自発的なものだ。この20年間の日本経済の低迷により、政治家は中国に対する強硬な態度こそが、より多くの政治資本を勝ち取る手段であると感じている。彼らは「中国脅威論」を誇張し、右翼の主張を対中外交政策の基調とし、今日の政治家を「狂気じみた発言を繰り返し、傲慢不遜な態度を取る」の局面に至らしめている。
安倍首相は再任後、非常に無責任な言行と頑なな外交政策により、日本を誤った道に陥れている。日本の政界が「右翼的思想」を放棄しなければ、日本の政界に「奇形児」が増え続け、ますます激しく迷走するだろう。日本は将来的に、ブレーキを失ったトラックのように暴走し、最終的に壊滅的な深淵に陥る恐れがある。(筆者:軍事科学院 武養浩)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年7月10日