対中強硬の日本の防衛白書 中国は「逆ねじ」と批判

対中強硬の日本の防衛白書 中国は「逆ねじ」と批判。 日本は7月9日に2013年度防衛白書を発表し、「かつてない強硬な態度」により、東アジアで騒ぎを引き起こした。中国外交部の報道官は9日、「いわれなき非難」、「無責任」、「逆ねじ」という3つの言葉により、日本の中国に対する非難をはねのけた…

タグ: 防衛白書  中国 釣魚島 

発信時間: 2013-07-10 10:46:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本は7月9日に2013年度防衛白書を発表し、「例年をはるかに上回るナショナリズムな論調」、「かつてない強硬な態度」により、東アジアで騒ぎを引き起こした。中国外交部の報道官は9日、「いわれなき非難」、「無責任」、「逆ねじ」という3つの言葉により、日本の中国に対する非難をはねのけた。「環球時報」が伝えた。

共同通信社は9日、2013年度防衛白書が同日、小野寺五典防衛相によって閣議に提出され、可決されたと伝えた。例年と比べ、今年の防衛白書は「日本はこれまでより深刻な周辺安全環境に直面している」ことを強調し、中国をこの情勢変化の主因とした。報道によると、日中の釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題を巡る鋭い対立が、両国をかつてない安全問題に陥らせており、防衛白書は「釣魚島を巡る両国の一触即発の状態」を十分に示した。同白書の米国に関する内容は8ページしかなかったが、中国に関する内容は20ページに及んだ。9日付の読売新聞は、「新防衛白書の最大の特徴は、中国に対するかつてない警戒の強化だ」と指摘した。

米ウォール・ストリート・ジャーナル誌は、「安倍政権発足後に初めて発表されたこの防衛白書は、よりナショナリズムな言い回しを用い、日本が直面している地域安全の課題と対策について記述する際に、例年をはるかに上回る警戒感を示した」と伝えた。小野寺防衛相は同白書の序言で、「日本の安全環境における問題と不確定要素が際立っており、差し迫った厄介な問題になっている。日本は国民の生命・財産および陸海空の領土を最後まで守り通す」と称した。

このような変化はなぜ生じたのだろうか。防衛大学校のある教授は9日、環球時報のインタビューに応じた際に、次のように指摘した。昨年の釣魚島問題のグレードアップ以来、中国は日本との力比べを開始した。かつて日本が直面していた問題は朝鮮の核問題であったが、現在実際に直面しているのは中国問題だ。かつて中国と日本は口喧嘩をしていたが、今や中国は本当に船舶を送り込んでいる。今後どのように問題を解決すべきかについて、日本は自信を持っていない。防衛白書の「中国が不測の事態を招く危険な行動をとる可能性が高く、中国に国際法を順守するよう求めなければならない」という記述は、日本の実際の焦りを反映している。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年7月10日

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