安倍晋三首相は7日、「自国の歴史に誇り論」を口にした。日本は9日に2013年度の防衛白書を発表し、中国の動向が地域・国際社会の懸念事項であると勝手な物言いをした。日本はこの3日間、無責任な発言を繰り返しており、世界(特にアジア諸国)はこれに警戒を強める必要がある。「解放軍報」が伝えた。
安倍首相の非常識な暴論は、彼が重症にかかっていることを証明するだけだ。日本の新たな防衛白書は「中国の脅威」を誇張したが、これは安倍首相だけではなく、一部の日本の政治家も病にかかったことを裏付けている。
敗戦後、日本には一度も健全な政治的雰囲気が存在したことはない。保守派の自民党の長期的な政権運営は、表面的に安定しているように見えたが、その裏側には無秩序と混乱があった。自民党は右翼分子の間違った行為を見て見ぬふりし、密かに力を蓄えさせた。日本国内の右翼分子はこれまで戦争の罪の反省を拒み、軍国主義の復活を試みているが、カイロ宣言、ポツダム宣言、平和憲法などの法的文書を恐れ、回避や言い逃れといった手段を講じ、戦争の罪の責任逃れをしている。例えば南京大虐殺、慰安婦、細菌戦などの歴史的事実を否定し、日本は歴史の重荷を下ろし、「昭和戦争」に注目しすぎるべきではないとした。安倍首相の今日は、右翼の先輩の下地があってこそだ。