釣魚島問題が膠着状態に陥り、中日両国が多くの貿易利益に配慮しなければならない現在、日本人は次のことを想像すると良いだろう。中国の高官が日本に対する強硬な発言を公の場で繰り返す、もしくは釣魚島の安全に関連する海監部門や軍事機関を視察し、日本側からすれば「強硬」な決意を表明した場合、中国の民間はこれに喝采を浴びせるに違いないが、日本の世論はこれを受け入れられるだろうか。
日本との対話には期待できない。中国は日本に対処する実質的な制裁を積極的に強化することで、軽薄な日本経済・社会により多くの負担を強い、日本の強硬派が生存する社会的基盤を攻撃するべきだ。中国の総合的な国力が高まるにつれ、このような制裁をより自在に使いこなせるようになるだろう。
日本社会は政治家によって極端化させられている。日本はひどく傲慢ではあるが、中国の戦略的敵国としてふさわしくなくなっている。日本は我々に、「ならず者国家」という言葉を想起させるだろう。
ならず者に対処するためには、時には無視し、時には厳しく追及することが肝心だ。ならず者がラインを越えた場合、きつくこらしめてやり、いつまでも忘れられないようにすればよい。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年7月20日