日本のヘリ搭載駆逐艦「いずも」が8月6日に進水すると、海上自衛隊には得意になったそぶりが見られる。なぜなら日本はいずもにより、国内外に自らの実力と決意を示そうとしているからだ。日本の英字誌ザ・ディプロマットのウェブ版が、8月8日に伝えた。
いずもは進水を終えたが、海上自衛隊への2015年の正式な配備までは、まだ長い道のりを歩む必要がある。成熟した海軍強国は、黙々と着実に軍艦を建造・配備し、これを大げさに自慢することはない。記事は、「いずもの進水と命名では盛大な儀式が実施された。これは国内外の重要な観衆に、日本の実力・目的・決意を示そうとした可能性がある」と分析した。
いずもの公開により、日本人は世界クラスの海軍の保護を受けていることを意識させられた。上述した儀式は、国家海上戦略・文化を守る一つの形式となった。日本のこの措置は、海運企業の幅広い支持を獲得した。これは、数十年間の平和主義を経た現在、国際事務における「正常な状態」を取り戻そうとする日本にとって、非常に重要なことだ。
いずもの儀式は日本の盟友、潜在的な盟友、潜在的な敵国に対して、日本が依然として海上強国であることを示した。日本はさらに米国に対して、自国が依然として信頼できるパートナーであり、米国の安全負担を分担できることを示した。海上自衛隊が遠洋でも行動できるようになれば、オーストラリアやインドなどの海上強国もまた、日本は魅力的なパートナーだと考えるようになるだろう。
あるネットユーザーはザ・ディプロマットのBBSで、日本が今後も米国の信頼できるパートナーであり続けるかを疑問視した。「日本の右翼は米国と仲違いすると賭けてもいい。彼らは私の考えが間違っていることを証明すべきでない」
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年8月12日