北京市呼家楼で22日午後、開業16年の日本料理店「出雲」が閉店準備を行っていた。「出雲」は第二次世界大戦時の旧日本軍戦艦と同名であることから、批判の声があがっていたという。北青網が伝えた。
中国の某有名レストラン評価サイトを見ると、日本料理店「出雲」に関する309条の評価のトップに、こんなコメントがある。「この店の名はなぜ『出雲』というのだ?『出雲』は中国を侵略した日本の戦艦と同じ名前だ。中国で商売をするのに、中国人の無知を馬鹿にするなんて、日本人はひどすぎる」--。
こうした批判に、店主は「私は原籍は遼寧省瀋陽市だが、北京で生まれ育ったれっきとした北京人だ。ネットでは『店主は日本人』と噂されているが、これは全くのでたらめ」と困り顔だ。