徐氏は、「次に西太平洋に爆撃機を派遣したことで、中国はその力と決意を示し、抑止力を見せつけた。これは中国の東中国海の主権を守る意志が非常に固いことを示すものだ。政治的な解決方法を重視する一方で、中国は準備を整えなければならない。空と海の演習の目的は、時間や地点などの条件と環境に慣れ、環境への適応能力を高めることだ」と分析した。
日本の華字紙・中文導報は9日、「安倍首相の就任後、さまざまな困難に直面しながらも、日本は再び幸運を手にしたようだ。アベノミクスと呼ばれる日本の経済政策は国民から好感を勝ち取り、安倍首相の支持率が急上昇している。モスクワG20サミット中の、中日首脳の短い会談もまた、安倍首相に中日の交流回復の門が開かれたと感じさせた。東京が2020年夏季オリンピックの誘致に成功し、日本を沸き立たせた。日本は喜びに浸っており、安倍首相も自己陶酔しているようだ。中国の爆撃機が沖縄海域を通過したことは、日本に冷水を浴びせた。日本のいわゆる成果はわずかな利益に過ぎず、中日の領土・歴史問題の解決、および国際秩序の順守ことが、日本が真剣に考慮すべきことだ」と強調した。
台湾紙・旺報もまた、「双方が釣魚島・歴史問題の解決を模索することは、容易なことではない。日本は釣魚島を国有化前の状態に戻そうとするだろうか。それができなければ、中国はいかにして日本との関係を回復させるというのだろうか。中日両国の前に横たわっている問題は、釣魚島・歴史問題、中日の4つの政治文書と日本の軍拡と複雑にもつれ合っており、関係回復のためには長い道を歩まなければならない」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月12日