日本人はなぜロックフェラーセンターを買収したのか?

日本人はなぜロックフェラーセンターを買収したのか?。 円高後、日本は米国で大規模な投資を実施している。コロンビア映画やロックフェラーセンターなどの買収は、人々によく知られている。しかし日本は当時、なぜ米国資産の購入を選択したのだろうか。有名なノンフィクション作家のマイケル・ルイス氏は「Pacific Rift」の中で、その興味深い内幕について明かした…

タグ: 日本人 ロックフェラーセンター 海外拡張 三菱 三井

発信時間: 2013-10-08 13:28:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

円高後、日本は米国で大規模な投資を実施している。コロンビア映画やロックフェラーセンターなどの買収は、人々によく知られている。しかし日本は当時、なぜ米国資産の購入を選択したのだろうか。有名なノンフィクション作家のマイケル・ルイス氏は「Pacific Rift」の中で、その興味深い内幕について明かした。英フィナンシャル・タイムズの中国語版ウェブサイトが伝えた。

海外拡張のためだろうか。日本のデベロッパーは製造メーカー(ソニーなど)のように海外市場を求める必要はなく、その主な顧客は日本国内にいる。1986年までに、日本人は米国の大規模な不動産を購入したことがなかった。三井は1986年に6億1000万ドルを投じ、エクソンビルを購入した。三井はその後、25%の資産を海外に配置すると表明した。三井の当時の資産総額は3兆1000億円(約250億ドル)で、そのうち海外資産が約10%を占めていた。つまり上述した目標を実現するためには、さらに海外で30億ドルの資産を増やす必要があった。しかし三井の海外投資は常に赤字を計上していた。赤字になると知りながら、なぜ海外での投資を続けようとうするのだろうか。米国人にとって、これはまさに神風特攻隊のような自殺行為だ。

これは円高によるものだろうか。それも違うはずだ。日本人は円高が続くと予想し、手がけるべきは長期投資のはずだったが、なぜ短期間内にせっせと金を使い果たそうとしたのだろうか。

日本の企業内で株主に発言権はなく、管理層のやりたい放題になっている。三菱がロックフェラーセンターを買収すると、その株価は60%暴落した。しかし人々が耳にしたのは株主の恨み事ではなく、競合他社の嘲笑だけだった。

それでは三菱や三井といった不動産会社は、なぜ米国に来てロックフェラーセンターを買収しようとしたのか。

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