何彬教授は北京市生まれ、北京師範大学大学院中国文学部博士課程修了、文学博士。東京大学東洋文化研究所外国人研究員、東京都立大学文学部副教授を経て、2007年首都大学東京人文社会系教授。2011年3月、二本目の博士論文となる本論文で日本の神奈川大学大学院より歴史民俗資料学博士学位取得。主な研究対象は日本と中国及び東アジア地域の地域文化、民俗及び華人・華僑研究。中国民俗学会常務理事、国際アジア比較民俗学会副会長、日中口述歴史文化研究会副会長、日中人文社会科学学会理事などを務め、研究成果の交流及び社会還元、異文化の相互理解に積極的に活躍している。
華人学術賞は、2002年の中日国交正常化30周年を記念し、日本僑報社が創設した。中国人博士の学術成果を日本社会に広く紹介することが目的とし、この11年間ですでに16人の中国人博士が受賞している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年10月9日