中国国防部は10月31日午後、定例記者会見を行い、楊宇軍報道官は近ごろ関心が寄せられている軍事問題についてコメントした。
日本はこのほど、2014年度の防衛予算を報告し、その中で、中国の日本の周辺海域・空域における活動の拡大、朝鮮のミサイル発射などを例に挙げ、日本の周辺の安全保障環境の深刻さを一層高めたなどのこれまで言及しなかった内容を盛り込んだ。さらに、南西海域における警戒と監視を強化し、無人偵察ヘリコプターなどの装備を導入し、南西諸島の防衛体制を整えると表明した。これについて、楊宇軍報道官は次のようにコメントした。
日本は近ごろ、「中国の軍事的脅威」を主張し続けており、その目的は軍備拡張の口実を作ることである。歴史において、日本はうそをでっち上げて軍事力を発展させ、他国に侵略戦争を起こした前科もあり、そのうえ未だに深く反省していない。日本側の行為に対し、周辺の隣国や国際社会は大いに警戒する必要がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年11月1日