国防部が日本に警告 「好戦的であれば必ず亡ぶ」

国防部が日本に警告 「好戦的であれば必ず亡ぶ」。

タグ: 国防部 中国海軍 演習 自衛隊 監視

発信時間: 2013-11-01 11:26:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

10月31日に開かれた中国国防部の定例記者会見において、中国国防部新聞事務局副局長の楊宇軍報道官は、「中国海軍の艦艇・軍機は航行・訓練期間、高度警戒の状態を保っており、日本側の妨害に対応する必要な措置を講じており、日本側に中国の正常な軍事活動を妨害するすべての行為を停止するよう求めた」と述べ、「日本は地域安全情勢に負の要素を追加している。中国は戦争を恐れたことはない」と強調した。

楊報道官によると、日本の艦艇は中国海軍の演習エリアに2日余り停泊した。記者からは、「この2日余りの時間に渡り日本が国際的な慣例に違反し、中国海軍はどのような対策を講じたのか」、「中国側は日本に対して、実質的な行動によりこの過ちを正すよう求めたというが、その実質的な行動とは何を指すのか」、「国防部の報道官が本件について厳しい言葉で回答するのは今週で2回目で、かつ平和を脅かしているのは日本だと指摘した。これは日本が演出するこのムードの中、情勢が緊張化に向かっているということか」という質問が出された。

楊報道官は、「中国海軍の艦艇・軍機は航行・訓練期間、高度警戒の状態を保っており、日本の艦艇・軍機の近距離偵察・妨害などの活動に対応する必要な措置を講じている。中国は日本に厳正な申し入れを行い、その行為を真剣に反省し、実質的な行動により過ちを正すよう求めた。これはつまり、日本が中国側の正常な軍事活動を妨害する一切の行為を停止することだ」と回答した。

楊報道官は、「現在の地域安全情勢に対して負の要素を追加している張本人は日本だ。このほど日本は他国の軍事力の脅威を喧伝し、自国の軍拡の口実を作り、歴史に対する深い反省を拒んでいる。中国には『好戦必亡(好戦的であれば必ず亡ぶ)』という古いことわざがあある。中国は日本が歴史を正視し、実質的な行動により、平和発展の道を歩むことを願う」と表明した。

楊報道官は、「周知の通り、中国は一貫して平和発展の道を歩み、防衛中心の国防政策を履行し、他国を侵略したこともなければ地域の緊張情勢を形成しようとしたこともない。しかし中国には、『忘戦必危(戦を忘れれば必ず危うし)』というもう一つの古いことわざがある。中国は自ら戦争を仕掛けたことはないが、戦争を恐れたこともない。いかなる国も中国軍の国家主権、安全、領土保全を守る決意・意志・能力・勇気を過小評価してはならない」と強調した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年11月1日

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