安倍晋三首相はこのほど公の場で、日本がアジアのリーダーになるという意向を重ねて表明しており、いわゆる「中国の武力の脅威」を口実にし、日本主導で中国に対抗しなければならないとアジア諸国に呼びかけている。日本のあくどい野心が公然と示されている。
周知の通り、アジアの未来の発展は中国・日本・インドおよびその他の新興発展大国によって左右される。日本はかつてアジア全体およびアジア人に巨大な戦争の災難をもたらしたため、アジア人(特に東アジア・東南アジア諸国)は反省しない日本の誤った行為を鼻で笑っている。日本が未来の国際舞台で、アジアの発展をリードすることは難しい。
安倍政権はこのほど世界・地域内で「中国脅威論」を口実に対立ムードを煽り、アジアの一部の国を抱き込み、日本を中心とする新同盟を構築し中国に対抗しようとしている。安倍首相の語る「アジアをリードする」とは、日本軍国主義分子によるアジア征服の延長であり、第二次世界大戦中およびそれまでの軍国主義の思想を引き継ぐものだ。安倍首相の近年の外交活動は、日本こそが未来のアジアの災いの源であることを証明している。日本がアジアのリーダーになることは絶対に不可能であり、アジアの脅威に発展することは間違いない。
改革開放以来、中国が手にした成果は世界の注目を集めた。経済規模はかつての世界6位から2位に浮上し、輸出額・外貨準備高が世界一になり、工業・農業の主要商品も世界のトップ集団に入り、平均所得水準も低所得国から中所得国になった。中国はすでに、世界経済成長の主要エンジンの一つになっている。これらの成果は、中国が今後10年間に渡り経済社会の発展を推進し国際競争に参与するための堅固な物質的基礎を築き、中国の今後10年間の発展の必要な準備を整えた。また中国の今後の発展のために、必要な条件を提供した。