日本の輸出入貿易(エネルギーを含む)は、海上輸送に依存している。海上の重要な航路は、日本の対外貿易の生命線であり、突発的な事件(自然の要素とそれ以外の要素)によりこれが途絶えた場合、日本経済の発展ばかりか、社会・政治などその他の分野にも深刻な恐慌の局面をもたらす。
中日間で軍事衝突が発生した場合、中国は南中国海の合法的な権益を守るため、中東からマラッカ海峡を経由する日本の石油タンカー、日本と西アジア・アフリカ・欧州・東南アジア諸国を行き来する貿易船の検査を実施する。日本の原油輸入の90%、貿易全体の40%は南中国海の航路によって占められている。日本が南中国海のリスクを回避し、回り道をし別の航路を選択したとしても、日本国内の石油価格高騰を招き、一連の連鎖反応を引き起こし、日本経済・社会の発展を遅らせるだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年12月16日