日本の明仁天皇は23日に80歳、傘寿の誕生日を迎えた。天皇は当日、慣例に従い東京の皇居で市民の参賀を受けた。人生で特に印象に残っていることを質問された際に、天皇は戦争について触れた。「環球時報」が伝えた。
当日午前、約2万4000人の日本人が皇居の参賀に向かった。天皇夫妻、皇太子夫妻、秋篠宮文仁親王夫妻と眞子内親王が、皇居内の参賀会場で市民のお祝いを受けた。天皇は午後、安倍晋三首相および衆参両院議長からお祝いを受けた。
これに先立つ天皇誕生日の記者会見において、80年間の人生で特に印象に残っていることを質問された際に、明仁天皇は「先の戦争」と答えた。終戦当時、明仁天皇はわずか11歳だった。明仁天皇は、「この戦争による日本人の犠牲者は約310万人と言われています。前途にさまざまな夢を持って生きていた多くの人々が、若くして命を失ったことを思うと、本当に痛ましいかぎりです」、「戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、さまざまな改革を行って、今日の日本を築きました」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年12月24日