安倍晋三首相が就任1年を迎える12月26日の前に靖国神社を参拝するかに注目が集まっている。安倍首相は「毎年1回参拝」を強く望むと見られているが、本当に参拝すれば、中日、日韓関係の傷を深めることは間違いない。米国も東アジア地域の緊迫状態のエスカレートを望んでいないことを考慮し、安倍首相の側近は、首相は今回参拝を断念すると見ている。しかし、安倍首相が何を企んでいるかを誰も予測することはできない。唯一予想できることは、安倍首相が参拝すれば中日関係は激しく揺れ動き、どんな話し合いも効き目がないことである。
そのため、岸田文雄外相と程永華駐日大使の対話は、双方のわずかな善意の表れにすぎず、中日関係が緩和し始めたことを示すものではない。日本政府は、現在の中日関係を憶測したり、中国の日本に対する態度を見誤ったり、中国側と対話しながら矛盾を作り出したり、中国の世論感情を刺激したりしてはならないとわからなければいけない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年12月25日