目標を達成した21日以降、訪問者数の増加がさらに加速した。その原因として、台湾でカウントダウンイベントに参加したり、初日の出を見たりする観光客が増加することが挙げられる。空港や駅の主な観光サービスセンターはここ数日、問い合わせやパンフレットを求める外国人観光客で溢れている。そのため、12月の訪台旅行者数は過去最高の延べ79万人に達した。
最大のお得意様は中国大陸部
統計によると、台湾の最大の「お得意様」は、中国大陸部、日本、香港・澳門(アモイ)。ただ、円安の影響から、日本からの観光客は昨年に比べると減少した。
中国大陸部に関しては、大陸部からのツアー旅行費を低くする代わりに、詐欺的な行為をする現象をなくすため、同局が5月より、「優質審議要点」を開始し、業者が優質団体の条件に合えば、台湾に来るビザを優先的に発給するという措置を取ったほか、中国で10月から観光法が実施されたため、中国大陸部からの旅行者数が減少するのではないかと懸念されていたが、予想を超えた旅行者数を記録した。