近衛社長と李敏さん。段躍中撮影
1月16日、訪日中の「第9回中国人の日本語作文コンクール」で最優秀賞を受賞した李敏さんが、日本赤十字社・近衞忠煇社長と面会し、激励を受けた。
近衞氏は、李さんのような若い世代による日中友好活動を大いに歓迎する考えを表し、主催者である日本僑報社編集長・段躍中氏から李さんの作品も掲載されている第9回受賞作作品集「中国人の心を動かした『日本力』」を進呈されると、興味深そうに目を通していた。
近衞氏は細川護熙元首相の実弟で、現在、日本赤十字社の社長のほか、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)の会長も務めている。
今回の表敬訪問には、日本僑報社から1月下旬に刊行される「医学実用辞典~病院で困らないための日中英対訳~」の編著者・松本洋子氏も同行し、近衞氏に著書を紹介すると、近衞氏は、医療現場で役立つ同書に高い関心を示していた。
現在、コンクールの最優秀賞の副賞として贈られた日本滞在のため来日中の李敏さんは、受賞報告の挨拶のため、このあとも関係各所を訪問する予定。
今年、第10回目が開催される「中国人の日本語作文コンクール」は、先日、「ACGと私」、「公共マナーと中国人」という今年の2つの作文テーマも発表され、同時に募集要項も発表された。応募締め切りは5月31日となっている。詳しい募集要項はオフィシャルサイト(http://duan.jp/jp/2014.htm)で確認できる。
近衛社長と松本洋子さん。段躍中撮影
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年1月20日