今月17日、中国チェーン店協会とNRI(上海)が共同で発表した「中国コンビニ発展報告」(2012―2013)によると、2012年の成長率は17%、1店舗あたりの粗利率は26.2%となり、百貨店やデパートなどの大規模小売業を大きく上回ったが、日本や米国と比べると依然として低水準であることが明らかになった。
中国では小売業が伸び悩む中、「小さく質のよいもの」を展開するコンビニが急成長を遂げている。2012年の中国のコンビニ業の成長率は17%と他の業態よりも高い水準にあり、1店舗当たりの1日平均売上額は5785元、粗利率は26.2%と高水準で推移している。
しかし、日本や米国と比べると大きく遅れをとっている。報告によると、中国のコンビニの平均営業面積は82平方メートルと米国の268平方メートル、日本の113平方メートルを遥かに小さく、来店者数は日米の半分程度にとどまっている。面積当たりの利用率も大きく日米を下回り、特に日本の利用率と比べた場合中国は1/5にとどまった。
また、日本のコンビニの平均営業面積は中国より38%広いだけだが、売上額は4億2032万元と中国の5785万元の7倍強であった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年1月20日