また、中韓と日本の間では世論戦を含む各種の駆け引きが引き続き行われている。18日付けの「インディアン・エクスプレス」は、中国の王毅外交部長の署名文「中国の発展は世界をよりすばらしくする」を掲載。文章は、「中国は国際社会の発展で積極的な役割を果たした」とし、第二次世界大戦の終了から68年が経った今も日本は過去の侵略の歴史に目を向けたがらず、侵略の歴史に対する態度が欧州と全く異なると批判した。その前日、日本の駐インド大使は同紙に、安倍首相の靖国神社参拝を弁解する文章を寄稿した。19日に行われた第81回自由民主党大会で、安倍首相は、条件なしで日中首脳会談を行いたい考えを再度示した。
安倍首相の誠意が全くない姿勢だけの「呼びかけ」に対し、中韓両国は実際の行動で応じた。韓国の聯合通信の19日の報道によると、ハルビン駅にある安重根の記念館が同日に開館した。安重根は1909年、初代韓国統監の伊藤博文をここで暗殺した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年1月20日