日本にとってより重大な収穫は、米国が日本の国家安全保障局局長を歓待したことだ。21日付の日本経済新聞は、「日米両国政府は、日本の国家安全保障局の谷内正太郎局長と、ライス米大統領補佐官の専用回線を開設する方針だ。両国が実務的な部門の事務室を結ぶ専用回線を開設するのは、これが初めてのことだ。谷内氏はライス氏と会談したほか、ケリー国務長官、ヘーゲル国防長官との会談も実現された。今回の待遇は、破格と言える。米国が谷内氏を歓待したことで、日米関係の局面が好転することを印象づけた。米国のアジア戦略は、同盟国の日本などの協力が不可欠だ」と報じた。
しかし韓国紙『朝鮮日報』は21日の社説で、「このほど日本の高官が相次いで訪米し、安倍首相の靖国参拝について米国側の理解を求めようとしたが、いずれも失敗に終わった。米国の高官は谷内氏との会談の中で、日本は北東アジアの緊張と対立を招く行為を自制すべきだと強調した」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年1月22日