日本の防衛省が「米国東海岸まで直行可能な」新型政府専用機の建造を模索している。銭江晩報が29日伝えた。
共同通信の27日の報道によると、防衛省は来月3日に入札説明会を開き、来年3月までに機種を選定し、2019年度の運航を目指すとしている。
防衛省はこの新型政府専用機に貴賓室や執務室および秘密情報をやり取りするための先進的な通信設備を求めているほか、「日本から米国東海岸まで直行可能」、「日本での整備体制確保」といった選定条件を設けている。
政府関係者の話によると、日本にはエアバスの整備基地がないため、ボーイング777Xと787型が現段階で主な候補として挙がっているという。
「エアフォース・ワン」は米国の大統領専用機であるが、実際には空軍が航空管制を行う際に使われるコールサインになっており、大統領が搭乗したときにだけ「エアフォースワン」と呼ばれる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年1月29日