中日翻訳人材を養成する日中翻訳学院第11期修了式開催

中日翻訳人材を養成する日中翻訳学院第11期修了式開催。 2月1日、東京豊島区勤労福祉会館において、日本僑報社が主催する日中翻訳学院武吉塾第11期スクーリング及び修了式が受講生、一般参加合わせて40名参加のもと開催された…

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発信時間: 2014-02-10 11:36:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

武吉先生を囲んだ記念写真

2月1日、東京豊島区勤労福祉会館において、日本僑報社が主催する日中翻訳学院武吉塾第11期スクーリング及び修了式が受講生、一般参加合わせて40名参加のもと開催された。

講義に先だち武吉先生は、春節の年頭所感として午年にちなみ馬にまつわる単語を拾いながら自身の今後の抱負を述べた。

講義は、11期を振り返って漢文和訳の注意点として、字面にとらわれず全体の文脈を読み取る、原文の漢字に引きずられない、変わりゆく差別用語、報道における地名人名の表記法など実例をまじえ講義した。

参加者からは翻訳家として新たにデビューした東滋子さん、佐鳥玲子さん、石垣優子さんによる体験談が発表された。

東滋子さんは、中国の発展性の方向について中国人民大学国際関係学院副院長金燦栄教授など6名の学者の共同執筆による『中国の未来』を翻訳し、その本を書店で見つけた時は体が震えたことなど翻訳の怖さ、奥の深さ、翻訳の楽しみについて発表した。

佐鳥玲子、石垣優子さんは共同で翻訳した胡錦濤・温家宝・習近平の政策ブレーンで世界的な政策科学・経済学の第一人者でもある胡鞍鋼教授(清華大学)の著書『中国:創新緑色発展』(中国版「グリーン・ニューディール」の戦略と実践の歩み)の翻訳体験を佐鳥さんは中国語で披露した。

その後、講師より各人に修了証書が手渡され、引き続き行われた懇親会では参加者全員が自己紹介し、遠くは滋賀、大阪、神戸から参加した人、春節の休みを利用しハルビンから帰国した人などが再会を楽しんだ。今回は北京学生街で飲食店を経営する山田典史氏、第七回中国人の日本語作文コンクール優勝者で現在早稲田大学大学院に通う胡万程君がそれぞれの現状を語った。(文・写真、岩楯嘉之NPO法人日中交流支援機構事務局長)

なお、武吉塾第12期の募集は開始している。詳細http://fanyi.duan.jp/

懇親会で挨拶する武吉先生

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年2月10日

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