◆領土問題で「島購入」はしない
「現在の中日関係に肯定的な要素がほとんどない状況下で、舛添氏の当選は不幸中の幸いと言える」と劉教授は話しており、「だからと言って、現実にそぐわない幻想を持つこともできない。東京都知事は国の指導者ではないし、日本政府を代表して歴史問題に対する立場を示すこともできない。舛添氏が歴史問題でいかなる立場を示そうとも、安倍首相の態度が中日関係を害するものである限り、事態は好転しない。領土問題において、少なくとも一つ言えるのは、舛添氏が石原氏のように『島購入』といった類の騒動を起こすことはないと言うことだ。舛添氏の選挙スローガンを思えば、北京との民間交流も無視できない重要なものになってくることがわかる」との見方を示している。
2013年4月2日、訪中した新党改革の舛添代表は中日友好協会の招待を受け、清華大学当代国際関係研究院で、『中日関係・課題と展望』と題した講演を行っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年2月11日