日本はカイロ宣言とポツダム宣言を認めようとせず、戦勝国から受けた戦後の手配を不服としており、北方四島をロシアに渡すことを嫌がっている。ロシアとの島を巡る争いにおいて、日本は自国の力をわきまえず厳しい要求を突きつけている。
安倍首相は、解決がほぼ不可能な難題を任期中に解決すると軽々しく口にしたが、これは空手形により日本人をごまかし、歴史・領土問題ですべての隣国との関係をぶち壊しにしたことに不満を持つ有権者をなだめ、長期的な政権運営の手管にしようとするものに他ならない。安倍首相には、中露の間に楔を打ち仲違いさせるという、もう一つのふざけたアイデアがある。当然ながらこれらの考えは安倍首相の独りよがり、自分で自分を騙しているに過ぎず、実現されることはない。(文=労木)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年2月13日