日本の「正常化」、中国の学者が冷静に分析

日本の「正常化」、中国の学者が冷静に分析。 安倍首相と日本の今日の情勢は、アジアをどの方向に導くのだろうか?これについて、国際社会は深く考える必要がある。米国が日本を処理し、安倍首相を抑制できると期待すれば、チェンバレンの当時の悲劇が繰り返される恐れがある…

タグ: 正常化 民主体制 敗戦国 憲法9条

発信時間: 2014-02-13 13:33:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

次に、何が日本の「正常化」を妨げているかを見ていこう。日本の「正常化」の最大の障害物は、米国でも中国でもなければ、日本自身にある。日本の「正常化」はまず国内の事情である。特に日本は歴史を正常に見据え、近代以来の中国を正常に見据える必要がある。

日本の政治の右傾化において、安倍首相は一人の役者に過ぎず、日本も一つの例にすぎない。世界を見渡すと、米国のティーパーティー、欧州の極右・排他勢力、ナショナリズムが相次いで台頭しており、伝統的な秩序の打破を試みている。5月の欧州議会選挙では、ジャン=マリー・ル・ペン氏のような人物が多くの議席を占める可能性が高い。人類は現在、大きな政治の不安定性に直面している。日本の情勢も、この不安定性を激化させている。

安倍首相と日本の今日の情勢は、アジアをどの方向に導くのだろうか?これについて、国際社会は深く考える必要がある。米国が日本を処理し、安倍首相を抑制できると期待すれば、チェンバレンの当時の悲劇が繰り返される恐れがある。そうなれば損失を被るのは中韓、東南アジア、南アジアなどの侵略の被害国だけではなく、奇襲を受けた米国まで大きな歴史の代価を支払わなければならない。(筆者:王義桅 中国人民大学教授)

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年2月13日

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