他人のことにはあれこれ口出しをするくせに、自分のことには一言も触れようとしない人間がいる。日本の核問題を巡るやり方は、まさにこの通りだ。
共同通信社は先ほどの報道の中で、日本が大量の核燃料を貯めこんでいることを認めた。その他の国や地域の核問題になるとすさまじい批判を展開する日本政府だが、自国の核問題については集団で声を失っているようだ。このギャップは、国際社会に疑問を抱かせている。
報道によると、米国は冷戦中に日本に300キロ余りの兵器級のプルトニウムを渡した。これは40−50発の核兵器を製造できる量だ。米国の圧力を受け、日本は返却すると答えたが、いつまでも先延ばしにし、現在に至っても返却に関する合意に至っていない。その他の情報によると、日本はさらに1.2トンを上回る高濃縮ウランと、使用済み核燃料再処理によって得られた約44トンのプルトニウムを貯めこんでいるという。
日本は核燃料の貯めこみに夢中になっており、東アジアと国際社会に不安を与えている。
まずこれは日本の非核化という世界への約束に悖る行為で、国際社会の核拡散に対する懸念を引き起こしている。