次に日本の核燃料の需給バランスの深刻な乱れが、核安全の懸念を引き起こしている。日本が保有する核燃料の量は実際の需要をはるかに上回っており、懸念せざるを得ない。
それから日本は、貯めこんでいる核燃料は民間用とうたっているが、実際には核兵器の製造を目論んでおり、国際社会を最も不安にさせている。
日本の月刊誌『軍事研究』は以前、「日本は核兵器を発展させ、格の抑止力を強化すべき」とする、元陸上自衛隊の矢野義昭氏の文章を掲載した。矢野氏はまた、日本が爆撃の技術を把握しており、固体ロケット推進・制御の高い技術を持つと称した。これは技術的に、日本と核武装が一枚の障子しか隔ててないことを暗示しているかのようだ。国際社会は懸念を強めざるを得ない。
核拡散の反対は世界の流れであり、日本はこれに逆行できない。東アジアの平和のため、日本は核燃料を持ち主に早期返却するべきだ。もたつけば隣国の疑問を招き、国際社会の懸念を引き起こすだけだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年2月19日