米国政府は18日、日本経済が内需での持続的けん引が可能かどうか懸念を示した。
ロイター通信は、ルー米財務長官がG20メンバーに宛てた書簡の内容を引用し、「日本経済はここ2年、内需に強力に牽引されてきたが、現在は内需の見通しの不透明感が強まっている」と報じた。
ルー財務長官は22日から23日にかけてオーストラリアで開催される主要20カ国・地域(G20)財務大臣・中央銀行総裁会議に出席することになっている。彼は書簡に、「日本が内需刺激のために打ち出す経済改革策に期待している」と記した。
安倍首相は、経済を刺激するために財政・金融緩和策を打ち出した。アベノミクスの効果として、円安が続き、輸出が支えられた。米国政府は過去に、刺激策の使用を控えるように日本に促したことがある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年2月20日