日米の亀裂は大きくない 米国の日本批判、中国は冷静な判断を

日米の亀裂は大きくない 米国の日本批判、中国は冷静な判断を。 安倍首相が靖国神社参拝後、中韓が激しく批判するだけでなく、日本に忠実な同盟国、米国でさえ不満を示してきた。米国政府は「失望」を表明するだけでなく、今回ケリー国務長官の東アジア訪問でも訪日を見送った…

タグ: 安倍 参拝 不満 民主国

発信時間: 2014-02-20 13:50:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

安倍首相が靖国神社参拝後、中韓が激しく批判するだけでなく、日本に忠実な同盟国、米国でさえ不満を示してきた。米国政府は「失望」を表明するだけでなく、今回ケリー国務長官の東アジア訪問でも訪日を見送った。香港紙・南華早報が伝えた。

中国にとってこれは米国と団結し、日本を孤立させるいいチャンスだ。国際社会における世論の攻勢を通じて、東海防空識別区を発表後の外交局面を転換することもできる。

ただ、歴史問題に対する認識ではなく国益が国の行為を決める最も主な要素になることを中国ははっきり認識しておかなければならない。日米は数々の重大な戦略的問題で利益が一致している。靖国神社参拝問題で食い違いがあったとしても、こうした食い違いは中国人が期待するほど大きくはない。

日米両国の最も根本的な利益は、中国台頭に対するバランス均衡で一致している。米国は今の世界の覇権国で、中国は米国の覇権に挑戦する可能性が最も高い国とされ、中国の台頭が及ぼす影響のバランスをどうとるかが米国の根本的課題となっている。そして日本はそのバランスをとる最も有利な武器だと米国は考えている。

日本は特に国内総生産(GDP)を中国に抜かれてから焦りが増し、米国との同盟強化を求めるようになった。これは日本にとって最も現実的で有力な選択だ。日米両国はそのため根本的利益の一致をみた。

日本が歴史問題をくつがえすことに第二次世界大戦の戦勝国である米国が不快なのは当然だが、米国は日本の軍国主義が復興しつつあるという見方には賛同しない。

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