米日韓、ハーグで三カ国首脳会談は実現するか？
米日韓、ハーグで三カ国首脳会談は実現するか？。
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韓国と日本メディアは19日、自国の高官を消息筋として、「来週オランダ・ハーグで開かれる核安全保障サミットで、韓日首脳会談を開くことは難しいが、米国と同時に三カ国の首脳会談を開く可能性がある」と伝えた。
第3回核安全保障サミットは、24日から25日にかけてハーグで開かれる。韓国の高官は聯合通信の記者に対して、「現段階で（韓日）首脳会談を開くのは難しいが、米国が韓国と日本の和解を求めており、日本が誠意ある姿勢を示したことから、三カ国首脳会談は可能と見られる。韓国が三カ国会談の参加を確定すれば、具体的な内容について協議していく」と語った。
また多くの韓国側の高官は、「韓国は現在、三カ国会談で起こりうるさまざまな状況について検討している。会談の議題には、朝鮮半島の核問題、朝鮮の政治情勢が含まれる可能性がある」と話した。これらの高官の発言内容は、韓国政府の公式発表と一致していない。
韓国の大統領官邸・青瓦台のミン庚旭（ミンは門構えに文）報道官は17日、「韓国は核安全保障サミットで、韓日もしくは韓米日首脳会談を開くことを検討していない」と表明した。韓国外交部の趙泰永報道官は18日、「河野談話を見直さないことで問題が解決できるわけではない。日本は問題解決の具体的な措置を講じる必要がある」と指摘した。趙報道官は、韓国が慰安婦問題を協議する次官会談の枠組みの構築を提案し、韓日首脳会談の地ならしをしたという説を否定した。
日本経済新聞は、「日米韓は核安全保障サミット期間中に三カ国首脳会談を開くことで、最終協議に入っている。日米両国政府は、韓国に対して最後の説得を進めている」と報じた。
領土問題や日本の歴史・慰安婦問題に関する言行が、韓日関係を著しく損ねている。米国政府は、東アジアにおける主要同盟国に対して、握手し仲直りするよう何度も促してきた。
安倍晋三首相は14日の国会答弁で、日本軍による慰安婦の強制連行を認め謝罪した河野談話の見直しを検討しないと述べた。安倍首相は18日の国会で、韓国は日本と同じ基本的な価値観と戦略的利益を持つ「最も重要な国」と称した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2014年3月20日
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