「正常な国」のイメージづくり
日本は2020年までに「正常な国」の地位を全面的に回復すると表明した安倍首相は長年、憲法改正を使命とし、周囲の反対をよそに憲法改正を促してきた。日本が集団的自衛権を解禁し、戦後の体制から離れ、軍事大国へと邁進すれば、どんな影響があるかは想像できない。安倍首相は平和主義を次第に捨て、日本は平和主義国から次第に遠ざかっている。
靖国神社参拝後、国際社会の非難の声は強まった。各国が平和、発展、協力、互恵を求める時代の潮流を前に、安倍首相の行動は、時宜を得ているかの問題ではなく、軍国主義を胸に抱いて時代に逆行している。韓国の朴槿恵大統領が指摘するように、日本が国際社会の普遍的価値と基準、人類の良心に相反することを繰り返せば、いかに経済力があっても一流の国とはみなされない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年3月27日