オバマ氏の訪日を控えて③歴史の教訓を忘れるな

オバマ氏の訪日を控えて③歴史の教訓を忘れるな。

タグ: オバマ 訪日 改憲 集団的自衛権

発信時間: 2014-04-15 14:53:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

しかし、ヘーゲル米国防長官の発言を見ると、米国は日本に軍事力を拡張させるという一種の冒険をしているように思う。4月1日、日本は「武器輸出三原則」に代わる原則として「防衛装備移転三原則」を策定し、武器の輸出規制を緩和した。この行動は、安倍首相による日本の敗戦国としての束縛から脱するための新しい一歩である。

多くの米国の官僚は、耐えられる範囲内であれば日本の軍事力の向上は「自己防衛」できるだけでなく、米国を「護衛」できることから、支持を示している。

歴史を見ればわかるが、日本の軍事力、特に悔い改めることを知らない国の軍事力の規制を解くことは非常に恐ろしい考えである。ここ10年で、米国はアフガニスタンとイラク戦争で6750人以上の軍人を失ったが、米国がここ100年近くでアジアで被った損失と比べると大したことない。

日本は1941年12月7日、真珠湾を突然襲い、3000人以上の米国の軍人を死なせた。これは2001年にアルカイダが米国を攻撃したリハーサルのようなものである。米国が太平洋地域で日本に対して発動させた島の戦いも血なまぐさいものだった。1943年にタワラに上陸し、米海兵隊5000人のうち1500人が犠牲になった。1945年6月の沖縄戦では陸軍の7374人が犠牲になった。

日本の規制を緩和すれば、歴史が繰り返される可能性がある。米国の最新鋭の海軍力は太平洋にあり、最も重要な海軍基地は真珠湾にあり、1941年に日本が突然攻撃したときと同じであるためである。

皮肉にも、日本の行動について、沖縄駐在の米軍最高司令官は「日本が島を奪う助けをする」と支持している。しかし、日本の民衆は安倍首相による靖国神社参拝に抗議し、ある専業主婦は日本国憲法第9条(戦争の放棄)のノーベル平和賞申請を提案した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年4月15日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。