中国市場は世界最大の消費市場であり、日本の中国での消費者に向けた投資は増え続け、韓国の対中投資を大幅に上回っている。韓国の関係者は、韓国企業は中国で長期にわたって生存したければ、中国を生産場所と見るだけでなく、全面的に内需市場に攻め入るべきだとの見解を示した。韓国紙「朝鮮日報」が4月14日に伝えた。
韓国貿易協会が13日に公表した統計によると、2011~13年の日本の対中投資額は207億4000万ドルで、韓国の2.4倍だった。これは2004年と大きく異なり、同年の韓国の対中投資額は62億5000万ドルで日本より8億ドル多かった。
韓国貿易協会北京事務所の責任者の崔勇民氏は、「日本の対中投資は2008年の世界金融危機後に増加し始め、中国国内で反日感情が高いときも大幅に増加した。日本の百貨店やコンビニエンスストアが中国に根を下ろしている。中でも、アパレルや化粧品などの業種は中国の内需市場に猛烈な攻勢をかけている」と話した。
韓国貿易協会中国部門の権道河部長は、韓国企業は中国で長期にわたって生存したければ、中国を生産場所と見るだけでなく、全面的に内需市場に攻め入るべきとの見解を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年4月15日