オバマ氏のアジア歴訪、試される日米関係  首脳間の深い溝

オバマ氏のアジア歴訪、試される日米関係  首脳間の深い溝。 オバマ米大統領は4月下旬、アジアを歴訪する。オバマ氏が今回の訪日で安倍首相との溝をいかにごまかし、安倍首相の靖国神社参拝によって生じた日米関係の亀裂をいかに修復するかに日本の世論の関心が集まっており、安倍首相とオバマ氏の知恵も試される…

タグ: オバマ  安倍  日米同盟  

発信時間: 2014-04-15 16:05:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

オバマ米大統領は4月下旬、アジアを歴訪する。その最初の訪問先として日本を選んだ。米大統領が国賓として日本を訪問する18年ぶり。

この重要日程は本来、日米の確固とした同盟関係を確認、強調するためのものだったが、米政府はオバマ氏の日本滞在期間を1泊2日とする方針を固めていたが、日本政府の再三の要請でしぶしぶ2泊3日の日程を受け入れたところをみると、オバマ氏が今回の訪日で安倍首相との溝をいかにごまかし、安倍首相の靖国神社参拝によって生じた日米関係の亀裂をいかに修復するかに日本の世論の関心が集まっており、安倍首相とオバマ氏の知恵も試される。

日米同盟の亀裂

オバマ氏は日韓という軍事同盟国の関係改善に努めてきたが今のところいい結果は出ていない。安倍首相は2週間前にオバマ氏の前で、韓国の朴槿恵大統領に韓国語で挨拶したが、日韓の慰安婦問題をめぐる対立は改善の兆しがない。

日米は靖国神社問題をめぐるでゆているほかに、米国が日本の協力を期待している集団的自衛権やTPP(環太平洋連携協定)も大きな進展がない。

オバマ氏の訪日前に和やかな雰囲気をつくるため、安倍政権は先週、超電導リニア新幹線の技術を米国に無償提供する方針を固めた。日本が海外に同技術を無償提供するのは初めてで、安倍首相は経済界やメディアが反応する前にケネディ駐日米国大使とリニア実験線に試乗し、この決定を発表した。

TPP論争をめぐる日米両国の経済利益は現在事務レベルの協議段階で行き詰まっている。最終的に日本の自動車と米国の農産物が互いに譲歩できるかの問題で、実際には安倍首相とオバマ氏の政治的決意にかかっているが、日米の政治関係の隔たりから、両首脳は態度を決しかねている。

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