中国で旧日本軍の公文書が新たに発見①南京大虐殺の「重要な証左」

中国で旧日本軍の公文書が新たに発見①南京大虐殺の「重要な証左」。

タグ: 吉林 旧日本軍 虐殺 慰安婦

発信時間: 2014-04-28 16:13:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

鞍山宪兵队的一份报告中,记载了1944年日军击落美军轰炸机后捕获的俘虏名单,及对美军被俘人员的审讯记录。

鞍山憲兵隊の文書には、1944年に日本軍が米軍爆撃機を撃墜した後の捕虜リスト、米軍の捕虜に対する取り調べの記録が留められている。

鞍山宪兵队的一份报告中,记载了1944年日军击落美军轰炸机后捕获的俘虏名单,及对美军被俘人员的审讯记录。

 

鞍山憲兵隊の文書には、1944年に日本軍が米軍爆撃機を撃墜した後の捕虜リスト、米軍の捕虜に対する取り調べの記録が留められている。

 

世界の反ファシズム戦争勝利、中国人民の抗日戦争の勝利は、来年で70周年を迎えようとしている。日本の政界では侵略の歴史を否定し、日本の軍国主義を復活させる妖しい風が吹き荒れており、「侵略に定義はない」、「慰安婦は必要だった」、「南京大虐殺は虚構」といった虚言と暴論が口にされている。これほど不遜な態度を示している重要な原因には、日本が敗戦時に大量の公文書を意図的に廃棄し、多くの侵略の罪の証拠を隠滅したことがある。中国吉林省檔案館(公文書館)は最新の調査により、中国を侵略した日本軍の公文書計89件を整理した。これには日本軍の南京大虐殺、慰安婦の強制連行、731部隊への人員の「特別移送」、労働者の酷使、中国の軍人・国民に対するさまざまな暴行、中国東北地方への植民地侵略、東北抗日聯軍の鎮圧、取り調べ中の英米人捕虜の虐待などの内容が含まれ、鉄の証拠が山を成すと言える。資料集『山を成す鉄の証拠――吉林省で新たに発見された、日本による中国侵略の公文書の研究』の発売記念のイベントが、4月23日に吉林省檔案館で開かれた。中国慰安婦問題研究センター主任の蘇智良教授は、環球時報の記者の取材に応じた際に、「これは日本軍の自供だ」と指摘した。吉林省檔案館の穆占一副館長は、「これは当館に保管されている、中国を侵略した日本軍の10万件の公文書の、氷山の一角だ」と語った。

南京大虐殺の「重要な証左」

南京大虐殺は歴史において、日本軍国主義が犯した深刻な戦争犯罪の一つであり、中日の現実における駆け引きの一大焦点でもある。吉林省檔案館がこのほど発表した公文書のうち、6件が南京大虐殺の史実と関連する内容となっており、中国を侵略した日本軍の南京大虐殺に「新しい重要な証拠」を提供した。6件のうち5件は日本軍が残した当時のままの公文書で、1件は日本の新聞に掲載された記事だ。

1938年2月28日に、日本軍の華中派遣憲兵隊の大木繁司令官が報告した「南京憲兵管轄区内の治安回復状況に関する報告」には、昭和13年(1938年)2月11日から20日の、南京および周辺地域の「治安回復」状況が記録されている。そのうち「難民帰還状況」には、日本軍の南京大虐殺前の「南京の人口は100万人」と明記されている。しかし大虐殺発生後の1938年2月末、「南京に帰還した人口は33万5000人のみ」とされている。吉林省檔案館の研究員である趙玉潔氏は、「これは日本の右翼の、南京大虐殺前の人口は30万人未満という嘘を真っ向から否定した」と指摘した。

当時の日本メディアは、大虐殺の惨状を伝えた。1937年12月23日付の大阪毎日新聞(奈良版)は、従軍記者の光本氏の記事「南京総攻撃観戦記」を掲載し、南京侵入後に日本軍が3日間で8万5000人を殺したと伝えた。光本氏は「日本軍の助川部隊と海軍の掃討により、下関の埠頭から最も近い通りから揚子江の下流まで、死体が2−3里に渡り浮かんでいた」と詳細に記した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年4月28日

 

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